ブルーグリーンとの出会い

私と『ブルーグリーン』との出会いは18年も前のことになります。

1992年の晩秋、北風が吹いて結構寒い日だったと思います。
古い友人から突然電話があり、懐かしさもあって、都内の喫茶店で会う事になりました。

「久しぶりだね。」かたどおりの挨拶の後、友人は、「実はとんでもない物があるんだ。」と、おもむろに1本のサプリをテーブルの上に置きました。 それが『ブルーグリーン』正確には、ブルーグリーンを100%原料にした健康食品『ホーリーサン』でした。彼の話によると、なんでも、ものすごい健康食品なんだそうです。そして、私に販売を手伝って欲しいとの事でした。

当時、私は別の仕事をしており、 その業界である程度の信用も築いていましたし、一応人並みの生活もする事が出来ておりました。それに私には、ある種の偏見があり、健康食品もその業界も大嫌いでした。しかも目の前にあるのは、名前すら聴いたことの無い、わけの分からない健康食品なのです。

「冗談じゃないぜ・・・」心の中でそう思いながら、友人には悪いと思いましたが、丁寧に大人の断り文句を言い、彼から無理矢理押し付けられた『ホーリーサン』のボトル1本をバッグに押し込んで、その場を後にしました。