ビタミンCは何色?③

bitamin   また、ビタミンCにも、天然物と合成物があります。
どちらも化学式は全く同じ、アスコルビン酸です。

でも、実際の効用となると天と地程の差があり、天然のもののほうが、その効力は、はるかに高いのです。

何故かと言うと、天然と合成では同じ化学式のアスコルビン酸ですが、どの様に存在しているかと言う存在の状態自体が違うために、消化吸収効果の程度まで、ことごとく違ってきてしまうからです。

合成ビタミンCは、それだけを合成するわけですから、当然アスコルビン酸の分子単体で存在しています。
ところが、自然界に存在する天然ビタミンCは、ビタミンC単体ではなく、その周りに働きを助けたり効果を増幅させる様々なアミノ酸や糖類、脂質、ミネラル等が多数くっついた塊(かたまり)として存在しています。

これこそが、ビタミンC本来の姿なのです。